リスクを少なく、管理人が債務整理できた方法。
借金をしまくって自己破産したら
こんにちは。自己破産体験者Kです。
今回は知恵袋などの質問サイトでよくある「借金しまくって自己破産したらどうなる」という質問にお答えします。
結論から言えば、「安易に『自己破産』なんて考えないほうがいい。自己破産にはデメリットもある」ということです。
私が自己破産して6年経過し、今、感じている自己破産のデメリットを、こちらのページで紹介していますので、よろしければご覧ください。↓↓↓
「借金をしまくって自己破産」の目次
自己破産の他にも債務整理の方法はあります。
自己破産の相談の前に
多くの方が債務整理にはどのような方法があるかもご存じないと思います。債務整理には「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」と大きくこの4っつの方法があります。
どのような方法があなたに最適なのか、正式な相談をする前に、まずは匿名で相談してみると、いいかもしれません。
自己破産を体験した管理人から言えば、「まず無理」です。
自己破産を体験した管理人から言えば、わからないように隠しておくことは、まず無理だと思います。
管理人の体験から言えば
隠すのはまず無理だと思います
私の体験から言えば、多額の借金をしてそれを隠しておくことは無理だと思います。
自己破産の申し立てをする時には、すべてのお金の動きについて調べられます。
直近の通帳をすべて提出し、入金したお金と支払ったお金に整合が取れているかどうか、すべてチェックされるのです。
少しでもおかしなお金の動きがあった場合は、弁護士から詳細に説明を求められます。
自己破産をするためには、お金を借りた相手を全てリストアップが必要
質問の内容では、「わからないように隠す」ということですが、わからないように隠し通すことはできません。
自己破産するときは、お金を借りた先のすべてのリストを、弁護士や司法書士の先生へ提出します。
債務先を全てリストで提出
そうしないと、隠しておいたお金を、自己破産して債務整理して、チャラにはできません。
もしリストに上げないで弁護士からも隠すとすれば、それらは「借金をゼロにするという対象から外される」ということになります。
つまり意識的にリストから隠した借金は、返し続けなければならない、ということです。つまり隠すことはできないのです。
自己破産の時には、すべての家計を提出が必要
自己破産の時には、毎月の家計についても、すべて提出することになります。
この家計については過去3か月(記憶が曖昧です。そのくらいだったと思います)について、光熱費から子供の学費、保険の支払い、家のローンなど、すべて記載して提出することになります。
その家計の説明をするときに、借金した内容に該当するものが無ければ、その使用先について、鋭く突っ込まれることになるでしょう。
管理人は家計については、助手の女性から
シビアに突っ込まれました。
ましてや「〇〇を買った」と、ある程度資産価値のあるものを購入したという回答もできません。
資産価値があるものは、自己破産の時にはすべて没収され、債権者へ分配されることになります。
遊興費に使ったという回答も無理です。
借金を遊興費に使った場合は、自己破産の時の免責不許可事由にあたり、自己破産の申し立てをしても、免責されないで、何のための自己破産の申し立てをしたのか、意味がないことになってしまいます。
関連記事>自己破産をしても借金がなくならない「免責不許可事由」とは
借金の時効もありますが・・・
自己破産ではなく、借金をして逃げまくって時効の成立を待つという方法を紹介しているサイトもあるようですが、そのような方法は現実的ではありません。
逃げまわるのは現実的でないと思います。
まず第一に、現在では総量規制により、借入ができるお金が制限されています。担保がなければ、借入ができるお金の上限は年収の三分の一です。
仮に400万円の年収であったとしたら、借入ができる限度額は133万円ということになります。わずか133万円のために、借金の督促などから逃げ回るのか?ということです。
あまりにもリスクが大きいのではないでしょうか?借金の時効は10年だとされています。(場合によっては延長されることもあるようです)その10年間を「知らぬ、存ぜぬ」と言って逃げ回るのは、あまり賢い方法ではないと思います。
「借金を返したくないから」という理由で自己破産するというのはデメリットが大きい
そもそも自己破産をして借金を免責してもらうというのは「どうしても借金が返済できなくなった場合に、再起のチャンスとして認めてくれた最後の手段」です。
自己破産をするためには、当然メリットもありますがデメリットもあります。
【関連記事】>債務整理をすれば借金を減額したり、借金をゼロにするメリットもあるが、 デメリットもあることに注意
このようなデメリットもあることを確認した上で、それでも「再起するために借金を免責してほしい」と思ったときだけに、自己破産は取るべき方法だと思います。
自己破産をちょっとした遊ぶ金欲しさや、ちょっと贅沢な嗜好品を購入するために利用しようというには、自己破産はデメリットは大きいです。
遊興費に使うのはナンセンスだと思います。
実際に管理人は自己破産を体験し、家族にも一時期は本当に辛い思いをさせました。
特に子供たちは、行きたい大学にも行かせることができず、可哀想なことをしたと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですが自己破産したおかげで、現在は再起し、以前よりも遥かに平穏な生活を行うことができています。
それでもやっぱり、自己破産のデメリットは大きいのです。
「借金をしまくって自己破産したらどうなる」まとめ
- 借金を自己破産により帳消しにするためには、その借金をリストアップして、弁護士や裁判所へ提出することが必要です。
- 従って、その時点で、「借金を借りまくった」ということが、露見してしまいます。
- そもそも、このような行為は「免責不許可事由」にもあたるので、自己破産をしても、借金がゼロにならない可能性もあるので、絶対にしてはいけません。
リスクを少なく債務整理するために大切なことは、いくつかの債務整理の弁護士あや司法書士に相談して、
本当にあなたの親身になって相談にのってくれる債務整理 弁護士をみつけることだと思います。
こちらのページで、管理人がリスクを少なく自己破産できた様子を、つつみ隠さず紹介していますので
ご覧頂けると、御参考になる部分があると思います。
自己破産の他にも債務整理の方法はあります。
自己破産の相談の前に
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